指導理念

大人が「危ない」と思うことが、子どもたちは大好きです。運動能力をつけるために必要だから本能的に「やりたい!」と思うのです。
簡単すぎたり難しすぎても子どもたちはやりたいとは思いません。今できることよりもちょっと難しいことを挑戦するのが大好きです。
その経験は子どもたちの脳を働かせます。「どうやったらできるのか?」と試行錯誤しながら無意識で脳を働かせ答えを見つけていきます。
時には痛みなどを感じる失敗体験も子どもたちにとっては大切な経験。成功と失敗を繰り返しからだの使い方を習得していきます。
子どもたちが自ら考えることができる環境を作り、子どもたちが自ら運動能力を習得する指導を行っています。

相手に合わせるや順番を待つなど、時と場合に合わせた選択ができるようになる事は集団生活の中ではとても大切です。感情の赴くままに行動してしまうのではなく、相手を思う気持ちを育み、感情をコントロールできる力を身につけられるよう指導していきます。
また、子どもたちは交渉上手。大人をコントロールするためにあらゆる手段で交渉をしてきます。その交渉に乗り子どもの思い通りにしすぎてしまうとそれは成功体験となり、無意識に他者をコントロールしようとするクセになります。思い通りにいかないことがある、ルールに沿わないといけないことがある、などを経験しつつ集団での関わり方を学んでいけるよう指導していきます。
主導権を子どもに渡すことなく感情制御や自律心を育み、子どもたちが将来社会という集団の中で個性を活かして活躍するための指導を行っています。

指導方針

挨拶はコミュニケーションの基本。元気な挨拶を行うことで相互のコミュニケーションを図りながら、開始と終了にメリハリをつけます。

楽しくチャレンジするための雰囲気づくり、そして信頼性や親近感を出すためにリーダーと子どもたちは下の名前で呼び合います。
子どもたち同士でも下の名前で呼び合い、コミュニケーションを図る指導を行います。

ちゃんと待てている子・ちゃんとできている子が損をしないよう、ひとつひとつの課題には呼ぶ順番を決めずにしっかり待てている子から呼びます。

勝った喜びや負けた悔しさは、心の成長を促します。その経験からまたチャレンジ精神を育む指導をしていきます。

どうしたらできるのか?を子どもたち自身が考え自らからだを動かしていくことが大切です。
子どもが集中して、納得いくまで自分でやりぬけるよう指導します。

自分勝手は自由とイコールではありません。社会的に悪いことを許可してしまうと、それが価値観として形成されてしまいます。
社会性や協調性を磨くため、良いことをしたら承認し、悪いことをしたら否定する指導を行います。

集団の中で輪を乱すことがある場合は、やりたいことができなくなるなど自分自身が損をしてしまうことを経験するような指導をします。
やる気をもってちゃんと待ったり集中している子が、ちゃんと取り組める環境を作ります。

子どもたちは、保護者の見守りの中で成長すること、見守り外で成長することがあります。
ファーネスキッズでは、見守り外での子どもたちの自律した力を身につけるため、預かり型の教室運営・指導を行います。
指導理念・指導方針のご理解をいただくため、体験時は滞在していただけます。
その他、子どもたちの成長を見ていただくため年2回ほどの参観日を設ける予定です。